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SONY α6400を約1年使ってみて

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どもっ!ダークリユニオンです。
自分が初めて買い、使用しているカメラ、SONY α6400
ここでは、2019年6月から使い始めて約1年使ってみて良かったこと、ちょっとな...と思うことを書いていこうと思います。

 

SONY α6400

SONYから発売されているデジタル一眼カメラシリーズα
その中でも、最近はミラーレス(Eマウント)が数多く発売されてます。
フルサイズセンサー搭載のα9、α7シリーズ、APS-Cフォーマットセンサー搭載のα6000シリーズ等々がラインナップされています。

その中でも、自分が選んだのは「α6400」
2019年6月当時に購入した段階ではAPS-Cサイズでは最新の機種でした。

 

この機種の売りは一体何かというと以下の通りです。

 

世界最速0.02秒(*)の高速AFを実現し、高速・高精度な「リアルタイム瞳AF」「リアルタイムトラッキング」機能搭載の小型・軽量一眼カメラ

* 2019年1月広報発表時点、ソニー調べ。APS-Cセンサー搭載デジタル一眼カメラとして。CIPAガイドライン準拠、内部測定方法 プリAFオフ時、ファインダー使用時。E 18-135mm F3.5-5.6 OSS装着時

https://www.sony.jp/ichigan/products/ILCE-6400/

 

ここで出てきた「リアルタイム瞳AF」とは何かと言うと、シャッターを半押しにすると瞳を検出し、ピントを合わせてくれて追従してくれるという機能です。
しかもこの機能、ヒトだけにとどまらず犬や猫といった一部の動物にも適用されます。
ポートレートやペットの写真をキレイに撮ろうとすると、瞳にピントを合わせることが重要な要素となるため、非常に便利な機能です。

 

α6400を選んだ理由

使用感を書いていく前に、どのような手順を踏んでα6400を選んだのかを書いていきたいと思います。

目的

カメラを買うにあたって、まず最初に自分の中で明確にしたことは、「何を目的にカメラを買うのか」です。なぜカメラを買うのか、何を撮りたいがためにカメラを買うのか、です。
旅に持っていきたい、ペットを撮りたい、綺麗な風景を撮りたい、物撮りに使いたい...など、千差万別だと思います。

自分の場合は、「旅やお出かけのときにカメラを持っていき、写真を撮りたい」が目的でした。また、「レンズ交換も行って撮影を楽しみたい」というのもありました。

選定基準

目的を明確化したところで次にしたことは、「選定基準」を明確にすることです。何をもってカメラを選んでいくのか。

自分の場合は持ち運んで撮影することが目的なので、「サイズ」「重さ」を軸にしました。また、初めて買うカメラということで「値段」も軸に入れました。

あとは、「レンズ交換できるか」「見た目・触り心地」も軸にしています。

カメラ選び

先ほど軸としたものを基準にカメラを選んでいきます。絞っていった順番は次の通りです。

  1. レンズ交換できるか
  2. サイズ・重さ
  3. 値段
  4. 見た目・触り心地

レンズ交換できるか

この選定基準は案外重要です。

なぜなら、レンズ交換なしでいいなら、十分いい写真は撮れて持ち運びしやすいものを大体の人は持っているため、カメラを買わなくていいかもと考えられるからです。大体の人が持っているものとは、そう、「スマホ」です。

技術の進化で、ポートレートモードレンズを複数搭載した機種が世に出回っており、それらで十分いい写真は撮れます。

レンズ交換なしでいいものは、コンパクトデジカメ(いわゆるコンデジ)も他にもありますが、汎用性の高いスマホでもいいんじゃないかなと個人的には思っています。

自分は「レンズ交換できるか」に対しては「できる」ものが欲しいと思っていたので、デジタル一眼に絞りました。

サイズ・重さ

持ち運びを主とするわけですから、サイズは出来るだけ小さく、軽い方がいいです。
まず大枠として、デジタル一眼には一眼レフ(いわゆるデジイチ)ミラーレス一眼(いわゆるミラーレス)があります。
詳細の記述はここでは控えますが、ミラーレスのほうが基本的に本体は小さいです。なので、ミラーレスが候補に。

次はセンサーサイズです。センサーサイズによってもカメラやレンズのサイズが違ってきます。

センサーサイズは主に3つあります。

  • 35mmフルサイズ
  • APS-C
  • マイクロフォーサーズ

下にいくほど小さくなります。

一番小さいものを選ぶならもちろんマイクロフォーサーズですが、APS-Cもそこまで大きくないと分かったのでどちらかにしようと決めました。

値段

どこまでの予算で買うのか、です。

安い方がいいですが、安いものだと型落ちであったり中古だったりと問題が出てきます。
個人的には、レンズ込みで15万前後を想定していました。その値段で性能・画質も申し分ないものがいいなと考えた結果、センサーサイズはAPS-Cで最近リリースされた機種で絞りました。

具体的に考えていたのは、「SONY α6400」、「富士フィルム X-30」、「CANON EOS Kiss M」です。

見た目・触り心地

ここまで絞った上で、家電量販店に行って実物を見たり、触ったりしました。

そして、最終的に、シャッター音やレスポンスの速さ、ダイヤルを回すときの感じを鑑みた結果、SONY α6400に決めました。

 

α6400の使って良かった点

前置きが長くなりましたが、約一年、α6400を使ってみて良かったなと思ったことを書いていきます。
全部で6点あります。

  • AF
  • サイレント撮影
  • チルト可動式背面液晶
  • タッチパネル液晶
  • サイズ・重さ
  • 望遠用として

AF

AFについてですが、謳い文句にされているだけあってかなり早いです。追従性も良く、かなり早く動く被写体でない限り、一度ピントを合わせれば食らいついてくれます。

上の写真(2019.11.06 星名美怜生誕ソロコン)を撮ったときは、ピントはAFに任せっぱなしでした。きっちりピントを合わせてくれているのがわかると思います。

動くものを撮るときは特にですが、撮ることに一生懸命になってしまうため本当にありがたい機能です。

サイレント撮影

レストランや美術館、車窓の風景を撮るときといった音を出すのがためらわれる場面があると思います。そこで使えるのはサイレント撮影です。

完全無音になります。この機能はミラーレスならではだなと感じます。

チルト可動式背面液晶

カメラの背面にある液晶ですが、チルト可動式となっており上下180度動かすことができます。
これにより、ローポジションやハイポジションで液晶を見ながらの撮影、自撮りが可能になります。

個人的に自撮りで使う機会は皆無ですが、チルトを引っ張り出して撮影することはよくやっています。
チルトがないと撮影できない状況もあるので大活躍しています。

タッチパネル液晶

背面液晶がタッチパネルになっているため、ピントを合わせたいところをタップすればピントを合わせてくれます。
直感的に操作出来ていいなと思います。

サイズ・重さ

α6400を選んだ経緯でも書きましたが、サイズ・重さがコンパクトで持ち運びには最適です。
重さ自体は約403gなので500mlペットボトル1本に満たず、大きさもカバンにもさっと入れやすいサイズです。

望遠用として

これはα6400に限らず、APS-C、もっと言えばマイクロフォーサーズのカメラにも当てはまるのですが、フルサイズに比べてセンサーサイズが小さいため移る範囲が望遠寄りになります。
ぐっと圧縮したいとき、一部分だけ切り取りたいときはダブルズームキット用の望遠ズームレンズでもかなり使えます。

 

α6400で改善してほしいと感じた点

ここまではα6400を使ってみて良かった点を挙げましたが、逆に改善してほしいなと感じた点も挙げていこうと思います。

全部で3点あります。

  • メニュー操作
  • グリップの深さ
  • バッテリー

メニュー操作

まず、メニュー操作でタッチパネルが使えません
せっかくタッチパネルにしているのですから、使えたらいいのになーと思います。

グリップの深さ

画像を見てもらうとわかると思うと思いますが、グリップが浅めです。
グリップが浅いと小指が余ってしまうんですよね。
長時間撮るときには結構痛くなります。
新たに出たα6600では深くなっているようですね。

バッテリー

バッテリーの消費が激しいミラーレスですが、技術の進歩によりバッテリーの持ちもどんどん良くなっています。
とはいえ、日中撮り続けるような場面だと途中でバッテリーがなくなることもあります。

これもα6600では新しいバッテリーが搭載され、持ちがよくなっています。

 

まとめ

α6400を選んだ経緯から約一年使ってみての感想を書いてみました。
初めて買ったカメラなので他のメーカーや機種と比べてのレビューは書けませんが、おおよその部分は満足しています。

動画を撮ることは全くないと言っていいほどないため、その点が書けないのは非常に申し訳ないなと思います。
もし使う機会があったら、また書けたらなと思います。

お散歩用、旅行用といったどこかに持って行って写真を撮りたい!という人にはとてもいいカメラだと思います。

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