撮影記

河津桜をパシャパシャと~その1

投稿日:2020-05-17 更新日:

 

どもっ!ダークリユニオンです!

みなさんは「桜」と言われると何を思い浮かべるでしょうか?
入学式、卒業式、桜並木、桜吹雪、お花見...
そのとき思い浮かべた桜は、きっと下の桜ではないでしょうか?

 

薄ピンクで5枚の花びらが付いてるかわいらしい桜。
こちらの桜はソメイヨシノという品種になります。

実は、桜と一口に言っても様々な種類があります。
今回、自分が見てきた桜は「河津桜」になります。

少し前ではありますが、2ヵ所で撮ってきたので2本立てでお送りします。

 

河津桜

まずは、河津桜について説明します。

河津桜は桜の品種の一つで、河津町に原木のある早咲きの桜です。
2月上旬から咲き始め、3月上旬ごろに満開となります。
咲き始めから満開、散るまで長い間楽しむことの出来る桜となっています。
ソメイヨシノが2、3週間ほどで散ってしまうのに比べると、いかに長い間咲いているかが分かりますね。

早咲きの桜は他にもあり、「寒緋桜」「寒桜」等があります。
(周辺にも、もしかしたら早咲きの桜があるかもしれません。ぜひ、探してみてくださいね。)

花の特徴としては、濃いピンクの花びらで一重咲きです。
桜と言われて想像するものとはイメージが少し違うと思います。

河津桜が咲く有名な場所は、静岡県河津町、静岡県南伊豆町、神奈川県の三浦海岸などがあります。

 

南伊豆町へ!

今回、まず行ったのは静岡県賀茂郡南伊豆町です。

JR熱海駅から伊東線へ乗り換え、伊東駅で伊豆急行にさらに乗り換えて伊豆急下田駅で下車します。
そこからバスに乗り、日野駅で降りました。

自分が行った日には「みなみの桜と菜の花まつり」が開催されてました。
河川に沿って桜と菜の花が咲き、その時期に合わせて様々なイベントが開催されるお祭りです。
ですので、菜の花が咲いている様子も併せてお届けします。

 

一面の菜の花畑

バスの車窓から時折桜が咲いているのを見ながら降車駅に到着!

バスから降りてみると、一面に真っ黄色の菜の花畑が広がっていました。

 (SEL35F18Fで、ISO100、f2.2、1/2000)

雀がいっぱいいたり、冬なのになぜかヒマワリが咲いていたりと少し面白いシチュエーションでした。

(上:SEL35F18FでISO100、f3.5、1/1000)
(下:SEL55210で焦点距離210mm、ISO100、f6.3、1/250)

引いて撮ったり寄って撮ったり、なんやかんや撮っていると結構時間が経っていました。
実はこの日、雨が降った後だったので水滴がいい感じに乗っていて、撮りがいがありましたねー。

(SEL35F18FでISO100、f2.2、1/4000)

菜の花は全体的に花が付いてるイメージがあったのですが、先端の方しか付いてないんですね。
茎や葉の緑と花の黄色をどのようなバランスで撮るか、これから考えて撮っていこうかなーと現像しながら思いました。

 

河津桜がお出迎え

菜の花をパシャパシャ撮った後、川へ向かって歩き始めました。

最初はまばらだった桜の木がどんどん増えていくのを見て、テンションが上がってました。
河川敷に咲く桜をあまり見たことがなかったので、余計にです。

(SEL35F18FでISO100、f2.5、1/1250)

今年は暖冬だったのもあって咲き始めが非常に早く、自分が行ったときにはすでに満開でした。
例年は2月下旬から3月頭あたりに満開になるそうですが、それより2、3週間早かったです。
暖冬パワー恐るべし...。

(SEL55120で、焦点距離55mm、ISO100、f5.6、1/250)

河川敷にも菜の花が咲いていて、桜のピンクと菜の花の黄色の対比が綺麗でした!
「晴れだったら、さらに青色も入ってもっとよかったなー」と思いましたが、それでも見応えのある景色でした。
タイミングが合えば、ぜひとも晴れの景色も撮りたいものです。

 

寄りの河津桜

(SEL35F18FでISO100、f2.2、1/800)

水たまりに反射する桜とあわせてパシャリ!
リフレクションはやっぱりいいですねー!!!
世界がグッと広がる感じがします。

この写真を見ると分かりやすいですが、葉っぱが付きだしているのが見て取れます。
やっぱり今年は早い...

(SEL55120で、焦点距離210mm、ISO100、f11、1/80)

菜の花を背景にして望遠で撮った写真です。
一つのものを切り取る場合、背景も意識して撮ろうと思った一枚になります。
曇りだったってのもあり、逆光で透明感を出すことも見込めず、普通に寄るだけじゃパッとしないので映えそうな背景を選んで撮りました。

撮影データを見ると分かりますが、シャッタースピードが足らず、若干ぶれているのが惜しい...

にゃーん。

 

(SEL55120で、焦点距離210mm、ISO100、f7.1、1/80)

ラストは桜のトンネル!
こんな感じの桜のトンネルを撮るのは夢見ていました。
桜がギュッと集まり、覆っているように撮ることを考えて、圧縮効果を狙える望遠で撮りました。

家族連れで来ている人がたくさんいたのを見て、ほのぼのとした感じを表せたらなと思ったので、個人的に満足しています。

 

まとめ

河津桜を撮ってきましたと題して、まずは南伊豆町での模様をお届けしました。

早咲きの桜があるのを知ったのは写真を撮るようになってからだったので、新たな世界を知れたように感じてとても楽しかったです。
また、少し春を先取り出来た感じがして幸せな気分になりました。
(これが功を奏すとは思ってもみませんでしたが(笑))

お次は、河津桜の名前にもある河津町で撮ってきたお写真を上げていきます。

 

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